2026年5月11日週のEA運用結果は、取引グループ数4件、勝ち3件、負け1件、損益合計は-16,297円となりました。
勝率は75.00%と高めでしたが、1回の大きな損失が週全体の成績を押し下げる結果となりました。
ナンピンを使うことで勝率を高めやすい一方で、負けたときの金額が大きくなりやすいという課題が見えた週でもあります。1年間のバックテストではプラスになる方針のため、すぐに変更するのではなく、しばらくはこの運用を継続しながら、損失の出方を重点的に確認していきたいと考えています。
※本記事は筆者のEA運用記録であり、投資助言や利益を保証するものではありません。FX取引には損失リスクがあります。
集計期間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象週 | 2026-W20 |
| 開始日 | 2026年5月11日 |
| 終了日 | 2026年5月17日 |
全体成績
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 取引グループ数 | 4件 |
| 勝ち | 3件 |
| 負け | 1件 |
| 引き分け | 0件 |
| 勝率 | 75.00% |
| 総損益 | -16,297円 |
| 総利益 | +51,671円 |
| 総損失 | -67,968円 |
| プロフィットファクター | 0.76 |
| 平均損益 | -4,074円 |
| 合計ロット | 9.24 |
| 平均ロット | 2.31 |
今週は4件中3件が勝ちとなり、勝率だけを見ると悪くない結果でした。
しかし、総利益+51,671円に対して、総損失が-67,968円となり、結果として週全体では-16,297円のマイナスとなりました。
この結果から、EA運用では勝率だけでは判断できないことを改めて感じます。特にナンピンを使う運用では、小さな勝ちを積み重ねる一方で、負けるときの損失額が大きくなりやすいため、勝率と損失額のバランスが非常に重要になります。
通貨ペア別成績
| 通貨ペア | 取引数 | 勝ち | 負け | 勝率 | 損益 |
|---|---|---|---|---|---|
| USDJPYp | 4 | 3 | 1 | 75.00% | -16,297円 |
今週の取引対象はUSDJPYpのみでした。
4件中3件が勝ちとなりましたが、1件の大きな損失により、通貨ペア全体ではマイナスとなりました。
USDJPYpは現在のEA運用の中心となる通貨ペアですが、勝率が高くても1回の負けで週次成績が大きく変わるため、今後も損失グループの内容を細かく確認していく必要があります。
売買方向別成績
| 売買方向 | 取引数 | 勝ち | 負け | 勝率 | 損益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 買い | 3 | 3 | 0 | 100.00% | +51,671円 |
| 売り | 1 | 0 | 1 | 0.00% | -67,968円 |
売買方向別に見ると、買い方向は3件すべて勝ちとなり、+51,671円のプラスでした。
一方で、売り方向は1件のみでしたが、その1件で-67,968円の損失となりました。今週のマイナスは、この売り方向の負けが大きく影響しています。
買い方向は良い結果でしたが、売り方向の1回の損失が全体をマイナスにしたため、売りエントリーの条件や、ナンピン後の撤退タイミングについては確認しておきたいところです。
最大利益と最大損失
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最大利益グループ | ID 5 / USDJPYp 買い / 2026-05-15 10:10:00 – 2026-05-15 11:54:00 / +21,020円 |
| 最大損失グループ | ID 8 / USDJPYp 売り / 2026-05-12 03:55:00 – 2026-05-12 06:55:00 / -67,968円 |
最大利益は、USDJPYpの買い方向で+21,020円でした。買い方向については、今週は3件すべてがプラスとなっており、比較的うまく機能した週だったと考えています。
一方で、最大損失はUSDJPYpの売り方向で-67,968円でした。この1回の負けが、今週の成績をマイナスにした最大の要因です。
ナンピンを使う運用では、ある程度の逆行を許容しながら平均建値を調整し、反発や戻りで決済を狙う形になります。そのため、うまく戻れば勝率は高くなりますが、戻らない場合には損失が大きくなります。
今週の良かった点
今週の良かった点は、買い方向のトレードがすべてプラスで終わったことです。
3件の買いグループで+51,671円の利益を出せており、EAの買い方向のロジックは今週の相場では比較的うまく機能したと考えられます。
また、取引グループ数4件のうち3件が勝ちとなっているため、勝率という面では安定しているように見えます。ナンピンを含む運用方針によって、ある程度の逆行を許容しながらプラス決済に持っていけている場面もあったと思います。
今週の課題
課題は、1回の負けが大きすぎたことです。
今週は勝ち3件、負け1件で勝率75.00%でしたが、その1回の負けが-67,968円となり、週全体ではマイナスになりました。
ナンピンを使うEAでは、勝率を高めやすい反面、負けたときの損失が大きくなりやすいという特徴があります。今回の結果は、その難しさがそのまま表れた週だったと感じています。
特に、売り方向で大きな損失が出ているため、売りエントリーの条件、逆行時のナンピン幅、最大ポジション数、損切りまでの距離などを確認する必要があります。
ナンピン運用の難しさ
ナンピンを使うことで、相場が一時的に逆行しても、戻りがあればプラスまたは小さな損失で逃げやすくなります。
そのため、勝率を高める効果はあります。しかし一方で、相場が戻らずに一方向へ進んだ場合、ポジション量が増えた状態で損切りになるため、1回の損失が大きくなります。
今週の結果は、まさにそのバランスの難しさを感じる内容でした。
勝率を高めるためにナンピンを使うのか、それとも1回あたりの損失を抑えるためにナンピンを制限するのか。このバランスは、EA運用の中でも非常に重要なテーマだと考えています。
すぐに方針変更はしない理由
今回の週次結果だけを見ると、ナンピンのリスクが大きく見えます。
ただし、1年間のバックテストでは、この方針でもトータルではプラスになる結果を確認しています。
そのため、1週間の負けだけを見てすぐにEAの方針を変更するのではなく、しばらくは現在の運用方針を継続し、実際の運用結果を積み上げて確認していきたいと考えています。
もちろん、今後も同じように大きな損失が続くようであれば、ナンピン条件や損切りルールの見直しは必要になります。しかし、現時点ではバックテスト結果と実運用の差を確認する段階として、もう少しデータを集めたいところです。
EAに反映したい確認ポイント
今回の結果を受けて、すぐにロジックを変更するのではなく、まずは以下の点を確認していきたいと思います。
- 売り方向のエントリー条件が現在の相場に合っているか
- ナンピン幅が狭すぎないか
- 最大ポジション数が適切か
- 損切りまでの許容幅が大きすぎないか
- 逆行時に早めに撤退する条件を追加できるか
- 買い方向と売り方向でパラメータを分ける必要があるか
- バックテスト上の最大損失と実運用の損失が近い範囲に収まっているか
特に、買い方向は今週うまく機能しているため、売り方向だけ別の条件を持たせるべきかどうかは、今後の検証テーマになりそうです。
ただし、短期間の結果だけで判断すると過剰最適化につながるため、週次・月次の結果を見ながら慎重に判断していきます。
受け入れるべき負けか、改善すべき負けか
EA運用では、負けを完全になくすことはできません。
そのため、大事なのは「負けたこと」そのものではなく、その負けがルール通りの想定内だったのか、想定以上に大きな負けだったのかを見分けることだと考えています。
今回の最大損失についても、バックテスト上で想定される範囲の損失であれば、受け入れるべき負けとして扱う必要があります。一方で、バックテストよりも明らかに悪い形で損失が出ている場合は、ロジックや運用条件を見直す必要があります。
このあたりは、今後の運用記録を見ながら判断していきたいと思います。
来週以降の運用方針
来週以降も、基本的には現在の運用方針を継続する予定です。
今回のように大きな損失が出ると、すぐに設定を変えたくなりますが、1年間のバックテストではプラスになっているため、まずは実際の運用データをもう少し積み上げたいと考えています。
ただし、大きな損失が出た週については、必ず内容を確認し、ナンピンの入り方、損切りまでの流れ、相場環境を記録しておきます。
今後も、勝率だけではなく、1回あたりの損失額、プロフィットファクター、最大損失の出方を重視して運用していきます。
まとめ
2026年5月11日週のEA運用結果は、取引グループ数4件、勝ち3件、負け1件、損益合計は-16,297円でした。
勝率は75.00%と高かったものの、1回の大きな損失によって週全体ではマイナスとなりました。
ナンピンを使うことで勝率を高めることはできますが、その一方で、負けたときの損失額が大きくなりやすいという難しさがあります。
現時点では、1年間のバックテストでプラスになる方針であることを踏まえ、すぐに変更するのではなく、しばらくは現在の運用を継続していきます。
今後も、勝ち負けの結果だけでなく、損失の出方やナンピンの影響を確認しながら、自作EAの運用記録を続けていきます。
<本記事はEA運用の記録であり、投資助言や利益を保証するものではありません。FX取引には損失リスクがあります。>


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